(新)外国で日本語を教える方法 その54 第11課 単元1 「ぜんぶ」と「みんな」

日本語の指導法
(新)外国で日本語を教える方法 その54 第11課 単元1 「ぜんぶ」と「みんな」
1.そこにいすが 全部でいつつあります。2.ここに 大人が みんなで ごにん います。3.そこに いすが ぜんぶで いつつあり、ここに 大人が みんなで ごにん います。佐藤:今日の授業のスクリーン図はこれです。「ぜんぶで」と「みんなで」、...
[内容]
1.そこにいすが 全部でいつつあります。
2.ここに 大人が みんなで ごにん います。
3.そこに いすが ぜんぶで いつつあり、ここに 大人が みんなで ごにん います。

佐藤:今日の授業のスクリーン図はこれです。「ぜんぶで」と「みんなで」、あと「いて-あり」など4つの文型ね。
リー:「ぜんぶ」と「みんな」って、どう違うんですか?
佐藤:その答えは、このチャート図を見ればわかるわ。「ぜんぶ」は物領域の言葉で、「みんな」は人領域の言葉なの。
キム:「いて-あり」とか文型が4つありますが。
佐藤:「あり」は物が「あります」で、「いて」は人が「います」。だから、これらの文型も物領域と人領域に関係するわね。
キム:わかりました。

1.そこにいすが 全部でいつつあります。

佐藤:しつもん。これは なんですか?こたえ、いっしょに。
学生:それは いすです。
佐藤:はい、そうです。では、いすは 物ですか?生き物ですか?成文 こたえ、みんな いっしょに。
学生:いすは 物です。
佐藤:はい、そうです。では、物は 「ある」ですか?「いる」ですか?
学生:物は 「ある」です。
佐藤:はい、そうです。では、しつもん。そこに なにが ありますか? こたえ、いっしょに。
学生:そこに いすが あります。
佐藤:はい、そうです。そこに いすが ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、ぜんぶで いつつ あります。みんな いっしょに どうぞ。
学生:そこに いすが ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、ぜんぶで いつつ あります。
佐藤:では、しつもん。そこに なにが ありますか?
学生:そこに いすが あります。
佐藤:そうです。では、そこに いすが ぜんぶで いくつ ありますか?
学生:そこに いすが ぜんぶで いつつ あります。
佐藤:はい、そうです。そこに いすが ぜんぶで いつつ あります。

2.ここに 大人が みんなで ごにんいます。

佐藤:しつもん。私は 男ですか?女ですか?こたえ、いっしょに。
学生:せんせいは 女です。
佐藤:はい、そうです。 では、男と女は 人間ですか?物ですか?
学生:男と女は 人間です。
佐藤:はい、そうです。 では、人間と動物は なんですか?こたえ、みんな いっしょに。         学生:人間と 動物は 生き物です。
佐藤:はい、そうです。では、生き物は 「ある」ですか?
学生:いいえ、生き物は 「ある」では ありません。
佐藤:では、生き物は 「いる」ですか? 成文 こたえ、いっしょに。
学生:はい、生き物は 「いる」です。
佐藤:はい、そうです。ここに 私は います。キムさんも リーさんも 陳さんも ビジャヤさんも ここに います。では、しつもん。 私と キムさんは 大人ですか?子供ですか?こたえ、みんな いっしょに。
学生:せんせいと キムさんは 大人です。
佐藤:はい、そうです。 リーさんも 陳さんも ビジャヤさんも みんな 大人です。ここに 大人が ひとり、ふたり、さんにん、よにん、ごにん、みんなで ごにんいます。みんな いっしょに。
学生:ここに 大人が ひとり、ふたり、さんにん、よにん、ごにん、みんなで ごにん います。
佐藤:では、しつもん。ここに 大人が いますか?子供が いますか?
学生:ここに 大人が います。
佐藤:そうです。 では、ここに 大人が みんなで なんにん いますか?
学生:ここに 大人が みんなで ごにん います。

3.そこに いすが ぜんぶで いつつあり、ここに 大人が みんなで ごにん います。

佐藤:そこに いすが ぜんぶで いつつ あります。ここに 大人が みんなで ごにん います。
そこに いすが ぜんぶで いつつあり、ここに 大人が みんなで ごにん います。これは 文と文「あり-いての かたち」です。文と文「あり-いての かたち」。 いっしょに どうぞ。
学生:ここに いすが ぜんぶで いつつ あり、そこに 大人が みんなで ごにん います。
佐藤:では、しつもん。ここに 男の人が みんなで なんにん いますか?こたえ、みんな いっしょに。
学生:ここに 男の人が ひとり、ふたり、みんなで ふたり います。
佐藤:はい、そうです。では、ここに 女の人が みんなで なんにん いますか?
学生:ここに 女の人が ひとり、ふたり、さんにん、みんなで さんにん います。
佐藤:そうです。ここに 男の人が みんなで ふたり います。ここに 女の人が みんなで さんにん います。文と文。ここに 男の人が みんなで ふたり いて、女の人が みんなで さんにん います。これは 文と文「いて-いての かたち」です。 いっしょに。
学生:ここに 男の人が みんなで ふたり いて、女の人が みんなで さんにん います。
佐藤:はい、そうです。ここに 人が みんなで ごにん います。

このあと、「いて-あり」と「あり-あり」の形を、教室内にある「事物」を使って、学習者同士で行います。

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