(新)外国で日本語を教える方法その31 第3課単元2「半濁音」の教え方

日本語の指導法
(新)外国で日本語を教える方法その31第3課単元2「半濁音」の教え方
[内容]1.「濁音」の教え方(4)ば行の指導2.「半濁音」の教え方(1)まる(2)「ぱ」(3)「ぴ」リー:なんですか?あの大きな石は。変わった形ですね。佐藤:そうなのよ。チェンナイの南に、マハーバリプラムという世界遺産があるんだけど、写真は...
[内容]
1.「濁音」の教え方
(4)ば行の指導
2.「半濁音」の教え方
(1)まる
(2)「ぱ」
(3)「ぴ」

リー:なんですか?あの大きな石は。変わった形ですね。
佐藤:そうなのよ。チェンナイの南に、マハーバリプラムという世界遺産があるんだけど、写真は、そこの「クリシュナのバターボール」という石なの。写真は、5つの石彫寺院「ラタ」にある象の石像と壁画、「海岸寺院」ね。
ところで、ところで、この話の続きは、また別の機会に譲ることとして、これが今日のスクリーン図ね。今回の単元2では、「半濁音」を取り扱います。
半濁音とは、葉行の音に半濁点が付いたものだけど、半濁点は「まる」と言い換えます。
キム:絵カードも使うんですか?
佐藤:そうなの。半濁音がある言葉はカタカナ語が多いけど、絵カードを使えば、きっと横文字圏の学習者が音出ししてくれるかなと思って。

1.「濁音」の教え方 (4)ば行の指導

佐藤:「は」に「てんてん」は「ば」ですか?「ぼ」ですか?こたえ、いっしょに。
学生:「は」に「てんてん」は「ば」です。
佐藤:では、「ほ」に「てんてん」はなんですか?
学生:「ほ」に「てんてん」は、「ぼ」です。
佐藤:はい、そうです。ばびぶべぼ。いっしょに。
学生:ばびぶべぼ。
佐藤:はひふへほ。いっしょに。
学生:はひふへほ。
佐藤:では、これは「は」ぎょうですか?こたえいっしょに。
学生:いいえ、「は」ぎょうではありません。
佐藤:では、これはなにぎょうですか?こたえいっしょに。
学生:「ば」ぎょうです。

2.「半濁音」の教え方

(1)「まる」

佐藤:では、これは「てんてん」ですか?「まる」ですか?
学生:……
佐藤:これは、「ま」、「る」です。「まる」、いっしょに。
学生:「まる」。
佐藤:では、これは「てんてん」ですか?こたえいっしょに。
学生:いいえ、「てんてん」ではありません。
佐藤:では、これはなに。
学生:「まる」です。

(2)「ぱ」

佐藤:では、これは「ほ」ですか?
学生:いいえ、「ほ」ではありません。
佐藤:では、なに。
学生:「は」です。
佐藤:「は」に「まる」はなんですか?こたえいっしょに。
学生:「は」に「まる」は……。
佐藤:では、これは「だいこん」ですか?
学生:いいえ、「だいこん」ではありません。
佐藤:では、これはなに。
学生:「ぱん」です。
佐藤:はい、そうです。これは「ぱ」「ん」です。「ぱん」いっしょに。
学生:ぱん
佐藤:では、これはなんですか
学生:「ぱ」です。
佐藤:はい、そうです、これは「ぱ」です。「は」に「まる」は「ぱ」です。
では、もういちど。
学生:「は」に「まる」は「ぱ」です。
佐藤:はい、そうです。

(3)「ぴ」

佐藤:では、(手持ちで)これはなにに「まる」ですか?
こたえ、いっしょに。
学生:「ひ」に「まる」です。
佐藤:では、「ひ」にまるはなんですか?
学生:「ひ」に「まる」は……。
佐藤:では、これはなに。
学生:「ぴあの」です。
佐藤:はい、これは「ぴあの」です。「ぴあの」いっしょに。
学生:ぴあの。
佐藤:では、これは「び」ですか?
学生:いいえ、「び」ではありません。
佐藤:では、これはなんですか?
学生:「ぴ」です。
佐藤:はい、そうです。

以下同様の手順で、残りの音「ぷ」、「ぺ」、「ぽ」についても導入します。

タイトルとURLをコピーしました