外国で日本語を教える方法その24 第21課単元5『スポーツの概念形成』

日本語の指導法
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[内容]
1.スポーツの種類
2.場所の種類
3.手段の「で」ですか、場所の「で」ですか
4.男の子がバットでボールを野球場で打っています。
5.ボールの種類
6.バスケットボールは、どんなもの?

佐藤:今回のテーマは、「スポーツ」なの。海外で日本語を教える場合、相手との会話の中で,共通の話題になりえるわね。二人とも、「スポーツ」は好き?
キム:わたしは、どちらかというとやるより、見るほうが好きです。
リー:わたしも同じです。
佐藤:そうなの。
それでは、まず今回の授業で使うスクリーン図を見せるわね。
全体図は、これなの。教師は,あらかじめこの図を頭に入れて授業するといいわね。
これは,文型。今回教える助詞は、場所と手段の『で』なので用語は両側に書いたわ。
動詞文文型表は、「して-して」の形を使って2つの文を一つにする練習をするといいわね。
また、動詞活用表は、毎時間練習するといいわね。学習者はすぐに忘れるから。
そして、今回の授業の流れのスクリーン図ね。こうした物を提示して,学習者の頭の中を整理してあげることがすごく重要なの。
大切なことは、ホワイトボードにこうした教材を貼るなり、板書する時に、何か話しながらすることね。無言だと,学習者の注意力がすぐに低下するから。

1.スポーツの種類

佐藤:陳さんはスポーツが好きですか?
陳:はい、好きです。
佐藤:どんなスポーツが好きですか?
陳:卓球が好きです。
佐藤:はい、私も卓球が好きです。では、これはなに?みんな、いっしょに。
学習者:それは 「サッカー」です。
佐藤:では、これは?
学習者:それは「テニス」です。
佐藤:はい。では これは?
学習者:それは 「バスケットボール」です。
佐藤:はい、ではこれは?
学習者:それは 「野球」です。
佐藤:そうです。「サッカー」も、「テニス」も、「バスケットボール」も、「野球」も 全部「スポーツ」の種類です。「スポーツ」、みんな一緒に。
学習者:スポーツ。

2.場所の種類

佐藤:では、野球はどこでやりますか?
陳:公園。
キム:グラウンド。
佐藤:では、ここは、どこ?
陳:「野球場」です。
佐藤:はい、そうです。これは「野球場」です。これはサッカーコートです。これはテニスコートです。これはバスケットコートです。全部「所」の「で」の種類で、「場所」の種類です。

3.手段の「で」ですか、場所の「で」ですか

佐藤:陳さん、これは何?
陳:それは「バット」です。
佐藤:「バット」はどんなもの?
陳:「バット」は使う物です。
佐藤:では、「使う物」でどんなもの?
陳:「使う物」で、「打つ物」です。
佐藤:はい、では、「使う物」で「打つ物」ですね?この男の子はどうしている?キムさん。
キム:その男の子はバットをもっています。
佐藤:はい、そうです。では、キムさん、バットは「打つ物」?
キム:はい、そうです。バットは「打つ物」です。
佐藤:では、この男の子はどうしている?陳さん。
陳:その男の子はバットで打っています。
佐藤:「バットで」の「で」は手段の『で』ですか、場所の『で』ですか?陳さん。
陳:手段の「で」です。
佐藤:そう、手段の「で」です。

4.男の子がバットでボールを野球場で打っています。

佐藤:では、もう一度。その男の子は打っています。
では、何で打っていますか。
学生:バットで打っています。
佐藤:そうです。バットで打っています。では、何を打っていますか。
学生:ボールを打っています。
佐藤:はい、そうです。ボールを打っています。
では、どこで打っていますか。
学生:「野球場」で打っています。
佐藤:はい、成文で。
学生:男の子がバットでボールを野球場で打っています。
佐藤:はい、そうです。男の子がバットでボールを野球場で打っています。

(「打つ」の動詞活用)
佐藤:「打っています」の辞書の形は何?
学生:「打っています」の辞書の形は「打つ」です。
佐藤:はい、そうです。では、「ます」の形?みんないっしょに、成文で。
学生:「打つ」の「ます」の形は「打ちます」です。
佐藤:「てます」。
学生:「打つ」の「ています」の形は「打っています」です。
佐藤:「ました」。
学生:「打つ」の「ました」の形は「打ちました」です。
佐藤:「ません」。
学生:「打つ」の「ません」の形は「打ちません」です。
佐藤:「なさい」。
学生:「打つ」の「なさい」の形は「打ちなさい」です。
佐藤:「てください」。
学生:「打つ」の「てください」の形は「打ってください」です。
佐藤:はい、そうです。

5.ボールの種類

佐藤:キムさん、このボールは何のボール?
キム:そのボールはサッカーボールです。
佐藤:はい、そうです。では、これは?
キム:そのボールはテニスボールです。
佐藤:はい、そうです。では、これは?
キム:それはバスケットボールです。
佐藤:では、これは?
キム:そのボールは野球ボールです。
佐藤:では、ここに何のボールと 何のボールと 何のボールがありますか?ビジャヤさん。
ビジャヤ:そこにサッカーボールとテニスボールとバスケットボールと野球ボールがあります。
佐藤:では、ボールはなんと数える。リーさん。
リー:ボールは「こ」と数えます。
佐藤:はい、ではここに何個ある?
リー:ボールはそこに4個あります。
佐藤:はい、そうです。サッカーボールとテニスボールとバスケットボールと野球ボールは、全部ボールの種類です。

6.バスケットボールは、どんなもの?

佐藤:サッカーボールはどんな物?陳さん。
陳:サッカーボールはサッカーで使う物です。
佐藤:サッカーボールは打つ物?ける物?リーさん。
リー:サッカーボールは「ける物」です。
佐藤:はい、そうです。なにで ける?リーさん。
リー:足で「ける物」です。
佐藤:では、キムさん、テニスボールはどんなもの?
キム:打つ物です。
佐藤:打つもの。では、バスケットボールは、どんなもの?キムさん。
キム:投げる物で、受ける物。
佐藤:では、野球はどんなもの?
キム:投げる物です。
佐藤:投げる物。では、「投げる」の反対は何?
キム:「投げる」の反対は「打つ」です。
佐藤:はい、「投げる」、「打つ」、「して-して」の形は?
キム:「投げて、打つ」です。
佐藤:はい、そうです。「ける」と「打つ」と「取る」と「投げる」は何の種類?
学生:「する」の種類です。
佐藤:はい、そうです。「ける」と「打つ」と「取る」と「投げる」は「する」の種類です。この男の子は野球をしています。この男の子はスポーツをしています。

 

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