(新)外国で日本語を教える方法 その26 第1課 単元2 4つの質問と答えの仕方

日本語の指導法
(新)外国で日本語を教える方法 その26 第1課 単元2 4つの質問と答えの仕方
(新)外国で日本語を教える方法 その26 第1課 単元2 4つの質問と答えの仕方基本文型1。基本文型2基本文型3基本文型4キム:表紙の女の子はだれなんですか。佐藤:あの子は、ウオッチマンの娘なの。リー:ウオッチマンって、誰なんですか?佐藤:...
基本文型1。
基本文型2
基本文型3
基本文型4

キム:表紙の女の子はだれなんですか。
佐藤:あの子は、ウオッチマンの娘なの。
リー:ウオッチマンって、誰なんですか?
佐藤:他の地方ではどうか知らないけど、私の行った南インドではウオッチマンが、ちょっと広い家の庭先にいて、家を守っているの。「見張っている人」だから「ウォッチマン」ね。
なにしろ、庭先で両親とこの子が寝泊まりしているのには、驚いたわ。壁など何もなくて、ただゴザを敷いてその上で生活しているの。
キム:へー。
佐藤:さて、今日は、前回の続きで「4つの質問と答え方」について行います。
これは、インドでの初日の日に行った授業のスクリーン図なの。本当は、ひらがなカードも日本国内だと、表面にラミネートを貼って、さらに裏にマグネットを貼ったりして準備できるけど。何せ、アウェイで何もない状況だったから、まさにその場しのぎの教材ね。
それと、4つの質問と答えの仕方は、このようなわかりやすいものを作るといいわね。

基本文型1。

「しつもん:これは なんですか?」
【こたえ:えんぴつです。】

基本文型2

「しつもん:これは  いすですか? マーカーですか?」
【こたえ、 マーカーです。】

基本文型1と2を、ひらがな文字カードを使い何回か練習した後、教室にある机、椅子、時計、鉛筆、マーカーなどの実物を使って練習します。教師が物の名称を教えた後、学生同士でやらせるとよいでしょう。
また、新しい物の名称を導入する時は、文節に区切って発話し、つぎにつなげて発話します。
佐藤:しつもん、これは なんですか?
学生:「か」 です。
佐藤:では、これは「き」ですか、「く」ですか。
学生:「き」です。

また、新しい物の名称を導入する時は、文節に区切って発話し、つぎにつなげて発話します。

佐藤:では しつもん。これは なんですか?
学生:……。
佐藤:これは、「つくえ」です。「つ」。
学生:「つ」。
佐藤:「く」。
学生:「く」。
佐藤:「え」。
学生:「え」。
佐藤:「つ」「く」「え」。「つくえ」。いっしょに。
学生:つくえ。

佐藤:では、これは なんですか?
学生:「つくえ」です。
佐藤:では、これは「いす」ですか、「まーか」ですか?
学生:「まーか」です。
佐藤:では、キムさん、質問。陳さん、こたえ。
キム:これはなんですか?
陳:「えんぴつ」です。
キム:これは 「つくえ」ですか、「えんぴつ」ですか。
陳:「えんぴつ」です。

基本文型3

「しつもん:これは ネクタイですか?」
【こたえ:はい、そうです。】

基本文型4

「しつもん:これは  くつですか?」
【こたえ:いいえ、くつじゃありません。】
「では、なんですか?」
【こたえ:ハンカチです。】

基本文型3と4を、ひらがな文字カードや、教室にある実物を使って練習します。
そのあと、「物」領域の展開から、「人」領域の展開へと移行します。質問「これは なんですか。」は、「名刺交換」の指導では、「あなたは だれですか。」「あなたは どなたですか。」という質問へと変わります。
教師は、名刺交換の指導では、学習者全員分の名刺を用意しておくとよいでしょう。

 

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