
1.鉛筆が ここに 全部で 12本 あります。
2.鉛筆が ここに 赤色だけ あります。
3.鉛筆が ここに 一本だけあります。
4.鉛筆が ここに 1本だけ ありません。
5.チョコレートが ここに 一つしかありません。
キム:先生、「だけ」と「しか」の違いって、何ですか。
佐藤:『みんなの日本語』では、「だけ」と「しか」は、第27課で取り上げられるわ。「だけ」と「しか」の違いは、言葉だけだと、説明しづらいところがあるの。この図を見てくれる。
この女の子は、すごくお腹をすかせている状態で、空だと思って扉を開いたら、リンゴがあった。そのとき、どう思うかしら。
リー:「ラッキー、おいしそうなリンゴがある」と思います。
佐藤:そうね。「一つだけあってよかった」と思うわね。
反対に、この女の子はパンとか、バナナとか、いろいろな食べ物が入っていると期待して、扉を開けて、このリンゴを見たら?
キム:がっかりするでしょうね。
佐藤。「一つしかない」と、残念に思うわね。結局のところ、「だけ」と「しか」の違いは、話し手のそのときの気持ち次第なの。
「だけ」は、強調だけど、「しか」は、「ない」と結びついて、「残念だ」という気持ちが入るの。図としてまとめるとこうなるわ。「だけしか」は、「だけ」よりも強調の度合いが強い表現よ。
とにかく、「だけ」と「しか」の違いは、説明するのに、色鉛筆を用意したりとか、結構手間もかかるから、授業の冒頭で、導入としてこの動画を見せると良いわね。
1.鉛筆が ここに 全部で 12本 あります。
せんせい:みんなに 質問します。これは ボールペンですか、答え一緒に。
がくせい:いいえ、それは ボールペンではありません。
せんせい:では、これは 何ですか?
がくせい:それは 鉛筆です。
せんせい:はい、そうです。これは 色鉛筆です。
色鉛筆は 平たい物ですか?
がくせい:いいえ、色鉛筆は 平たい物ではありません。
せんせい:では、どんなものですか。
がくせい:色鉛筆は 「長い物」です。
せんせい:では、長い物は 何と 数えますか。
がくせい:長い物は 「ほん」と 数えます。
せんせい:色鉛筆は ここに 全部で 何本ありますか。数えなさい。
がくせい:1本、2本、3本、4本、5本、6本、7本、8本、9本、10本、11本、12本。全部で 12本 あります。
せんせい:12本は 1ダースです。1ダースは 12本です。1ダース、いっしょに。
がくせい:1ダース。
せんせい:では、しつもん。何が ここに 何本ありますか。
がくせい:鉛筆が そこに 全部で 12本 あります。
せんせい:はい、そうです。
鉛筆が ここに 全部で 12本 あります。
2.鉛筆が ここに 赤色だけ あります。
せんせい:では、しつもん。
これは 何色ですか?
がくせい:それは 赤色です。
せんせい:そうです。これは 赤色です。これも 赤色です。これも 赤色です。
では、これは全部 何色ですか?
がくせい:それは 全部 赤色です。
せんせい:そうです。これは 全部 赤色です。鉛筆が ここに 赤色だけ あります。
3.鉛筆が ここに 一本だけあります。
せんせい:では、しつもん。鉛筆が ここに 何本ありますか。
がくせい:鉛筆が そこに 1本 あります。
せんせい:はい、そうです。
鉛筆が ここに 1本あります。
鉛筆が ここに 1本だけあります。
リー:「せんせい、鉛筆が ここに 1本あります。」と、「鉛筆が ここに 1本だけあります。」の違いは何ですか。」
せんせい:この人は 「強い人」です。この人は 「弱い人」です。
A文は 強いですか、弱いですか。
がくせい:弱いです。
せんせい:B文は 強いですか、弱いですか。
がくせい:強いです。
せんせい:はい、そうです。A文は 弱い文で、B文は強い文です。
4.鉛筆が ここに 1本だけ ありません。
せんせい:ここに 色鉛筆が 1ダースあります。
1ダースは 何本ですか。
がくせい:12本です。
せんせい:では、ここに鉛筆が何本ありますか。みんな数えなさい。
がくせい:1本、2本、…、11本。
せんせい:では、ここに 全部で 何本ありますか。
がくせい:そこに 全部で 11本あります。
せんせい:はい、そうです。鉛筆が ここに 全部で 11本あります。
鉛筆は ここに 1本だけ ありません。
5.チョコレートが ここに 一つしかありません。
せんせい:では、質問します。あなたたちは みんな 生徒ですか。こたえ、いっしょに。
がくせい:わたしたちは みんな 生徒です。
せんせい:はい、そうです。みんなは 生徒です。私も 生徒ですか。
がくせい:いいえ、あなたは 生徒では ありません。
せんせい:はい、そうです。わたしは 生徒ではありません。私は 先生です。では、先生は 教室に 何人 いますか。こたえ、いっしょに。
がくせい:先生は 教室に 一人います。
せんせい:そうです。先生は 教室に 一人だけいます。
では、みんなに 質問します。チョコレートは 好きですか。
がくせい:はい、チョコレートは 好きです。
せんせい:先生も好きです。チョコレートが ここに 一つしかありません。
がくせい:ください。
せんせい:私は 先生ですか、生徒ですか。
がくせい:あなたは 先生です。
せんせい:私だけが 先生です。チョコレートが ここに 一つしかありません。
わたしだけが チョコレートを 食べます。
がくせい:え-。


